「お客様はあなたのコピーを
読んでくれる」
なんて思ってたあなた。
それは大間違いです。
お客様はあなたのコピーを
読んではくれません。
コピーライティングの3大原則、
「3つのNOT」を
ご存じですか?
お客様はあなたのコピーを
「読まない」「信じない」「行動しない」
というのが「3つのNOT」です。
・お客様は100%読まない
・お客様は100%信じない
・お客様は100%行動しない
「え?じゃあ、どうすればいいの?」
ご安心ください。
「3つのNOT」を克服する方法が
あるのです。
今日はコピーライティングの3大原則
ー「3つのNOT」を克服する方法を
ご紹介します。
1.「3つのNOT」とは?
広告の世界における「3つのNOT」は、
「マクスウエル・マックハイムの三原則」
と言われます。
・お客様は100%読まない(Not Read)
・お客様は100%信じない(Not Believe)
・お客様は100%行動しない(Not Act)
という、広告を見たときの
お客様の行動を表しています。
お客様はあなたのコピーを
「読まない」「信じない」「行動しない」
のです。
2.「読まない」を克服する方法
コピーライティングの3大原則のうち、
「読まない」の壁が一番高いです。
お客様があなたのコピーを読んで
くれないとき、どうしたら
いいのでしょうか。
読んでくれないと何も始まりませんよね。
まず、お客様の「読まない」を
克服する方法を以下に書き出してみます。
2-1.すべては書き出しから始まった!
さて、書き出しとしては、お客様を
魅惑する書き出しで始めましょう。
始まりが魅惑的でなければ、お客様は
すぐに読むのをやめてしまいます。
①今日は2月25日。
天から雷神が降臨した日。
菜種梅雨とは名ばかりの春の嵐が
吹き荒れていた。
②今日は2月25日。
窓の外では季節外れの大雨が
降っている。
①と②ではどちらが魅惑的ですか?
さてさて、書き出しは魅惑的に
始めましょう。
2-2.百戦錬磨のライターは、お客様を理解する
孫氏の兵法にもあります。
「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」
「相手のことをよく知り理解し、
自分のこともよく知り理解したうえで
戦ったならば、100回戦って100回とも
勝てる」という意味ですね。
お客様をよく理解しましょう。
お客様を知れば
「お客様は○○の話は好きだ」
「○○についての話はタブーだ」
というつかみどころが
わかります。
つまりは、効率的にお客様に刺さる
コピーが書けるわけです。
2-3.トランプ氏ではないが、結論ファーストで書く
まず、結論から書きましょう。
言いたいことがはっきりしないで
ずるずる書いていても、お客様は
嫌になって離れてしまいます。
まず結論でコピーを明快に
スタートさせましょう。
2-4.刺さるキャッチコピーに全力投球
次に、「刺さるキャッチコピーに
全力投球」
しましょう。
キャッチコピーは、お客様の心を
つかむ言葉で作られています。
キャッチコピーをしっかり考え、
お客様の心をわしづかみにしましょう。
2-5.ベネフィットをイメージさせる
お客様に商品、サービスを手にした後の
ベネフィットをイメージさせましょう。
商品やサービスの利点をメリットと言い、
商品やサービスのメリットによって
得られる恩恵や便益をベネフィットと
言います。
つまりは商品やサービスのメリットを
手に入れた後に得られるプラス面の
満足感や未来の期待感が
ベネフィットですね。
あなたがマッチョになりたいと
しましょう。
あなたは次のコピーのどちらに
惹かれますか?
①価格は9800円と安価。テレビを
見ながら使用できる。肌に装着するだけ。
②たった3カ月使用すれば、
女性が思わず触りたくなる
割れた腹筋のマッチョに変身。
①はメリットを示していて、
②はベネフィットを示しています。
お客様がどんなベネフィットを
得られるのかをお客様がイメージして、
「この商品・サービスを手にしたいな」と
考えたらあなたのコピーは成功です。
お客様にベネフィットを
イメージさせましょう。
2-6.反社会性でお客様を引き付ける
反社会性でお客様を引き付けましょう。
人は悪いとされるものに
ひきつけられる面を持っています。
「背徳の香りのコロン」
試してみたくなりませんか?
反社会的なコピーでお客様を
引き付けましょう。
2-7.新情報を提供する
お客様に新情報を提供しましょう。
お客様は新しいものに触れて、
刺激や感動を覚えます。
お客様の知らないことを教えてあげて
あなたのコピーに関心を
持ってもらいましょう。
2-8.好奇心をそそる
お客様の好奇心をそそりましょう。
お客様は刺激を求めています。
お客様の好奇心をそそることで
あなたのコピーに対して関心を
持ってもらいましょう。
あなたのお客様の好奇心を
刺激するコピーを作りましょう。
3.「信じない」に対抗する方法
お客様はあなたのコピーを読んだとしても
「信じない」という現実があります。
あなたの書いたコピーを見て、
「どうせこんなのウソに決まっている」
と信じようとしないのです。
ご自分を振り返ってみてください。
ネットに書かれた広告宣伝の言葉を、
あなたは信じますか?
信じない場合が多いのではありませんか?
お客様はあなたのコピーを信じないのです。
では、どうすれば信じてもらえる
のでしょうか。
以下に対策をお示しします。
3-1.理由をしっかり示す
「信じない」の壁を打ち破る方法の
1つ目は、「理由をしっかり示す」
ことです
お客様はきちんとした理由がなければ、
あなたのコピーを信じません。
お客様に信じてもらえる確かな理由を
書くことが大切です。
3-2.自信を見せる
2つ目に、「自信を見せる」ことです。
あなたのコピーが自信なさそうに
書かれてあったら、お客様は即座に
離れていってしまいます。
あなたの主張は自信をもってなされないと
いけません。
「自信を見せること」が、信じてもらう
大切な方法です。
3-3.共感する
3つ目は、お客様に「共感する」ことです。
ただ、事実を示しているだけでは、
お客様は心を動かしません。
お客様が心を動かして、あなたのコピーを
信じるのは、心が動いた時です。
お客様の心を動かすには、お客様の
立場になって考え、お客様の気持ちに
同感することが必要です。
お客様の気持ちに共感することで、
お客様はあなたに心を開き、
信じようとし始めます。
お客様に共感してあげましょう。
4.「行動しない」に対抗する方法
お客様があなたのコピーを読み、
信じたとしても最後に残っている壁が
あります。
お客様は「行動しない」という壁です。
現実的には経済力、家の事情、
心理的な壁、手続きのややこしさなどで、
お客様は行動しません。
行動までお客様を動かすには、
どうしたらいいでしょう。
壁を取り払う方法を以下にご説明します。
4-1.具体的に行動内容を示す
まず「具体的に行動内容を示す」ことが
肝心です。
あなたのコピーを信じて、いざ、行動に
移す段になっても、お客様はどうして
いいかわからない場合が多いです。
具体的に何をしていいのか指し示して
もらえたら、お客様も行動に移しやすく
なります。
次にする行動を明確に示してあげましょう。
「こちらのボタンを押してメルマガ登録を
しましょう」とか、「質問受付はこちらの
ボタンから」とか、分かりやすく
示してあげるといいですね。
ブログを最後まで読んでほしいなら
「最後までお読みください」と
書いておきましょう。
セミナーに申し込みをしてほしいなら
「申し込みはこちらの登録フォームから
お願いします」
と書きます。
お客様に「具体的に行動内容を示して」
あげましょう。
4-2.行動を邪魔する理由をつぶす
次に、「行動を邪魔する理由をつぶす」
ことも大切です。
1つ1つ行動を妨げる理由に対して、
解決策を示してあげることです。
お客様は「そうか、そういう方法が
あるのか」と、安心して行動に移す
引き金を見つけるでしょう。
「行動を妨げる理由をつぶして」
いきましょう。
4-3.限定性を与える
3番目に「限定性を与える」ことを
してみましょう。
「5月いっぱい」とか「残り100品」とか、
限定されるとお客様は行動に移しやすく
なります。
限定性をあらわしたコピーはあちこちで
見られますね。
新生活応援キャンペーン!半期に一度の
お買い得!
・今なら最大30%OFFのチャンス!
・格安!おひとり様3点限り!
・数に限りがございます。ご来店を
お待ちしております!
などなど、
お客様に限定感を持たせることを
してみましょう。
4-4.お客様の背中を押す
最後に、お客様は行動に移したいけれど、
踏ん切りがつかない場合は、「お客様の
背中を押して」あげましょう。
あなたの言葉一つで、お客様は行動に
移すかも知れません。
お客様の気持ちに寄り添った「背中押し」を
してあげるとよいです。
5.まとめ:「3つのNOT」を克服しよう!
いかがでしょうか?
広告の3原則「3つのNOT」を
打ち破るにはどうすればよいか、
わかっていただけましたか?
お客様の行動につなげるために、
上で述べてきたことを頭において、
お客様に対応していただきたいと
思います。
「3つのNOT」あなたの心に
とどめておいてくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
コメント