「記事を書いても、ブログを書いても
SNSに投稿しても読んでくれる人が
少ない・・・」
などとぼやくことはありませんか。
私も「X」にポストして「いいね」の数が
少なかったり、
読んでくれた人の数が少ないと
落ち込みます。
「どうしたら読んでもらえるのだろう」
と考える人は「共感」という武器を
身につけましょう。
ここでは、共感されて読まれる文章を
書くために役立つ情報をお伝えします。
目次
1.「共感」とは?
2.なぜ「共感」を得る必要があるの?
3.共感される文章を書くには?
3-1 読者の悩みを理解する
3-2 小学5年生にわかる文章で書く
3-3 読者が具体的に想像しやすいように書く
3-4 あなた自身が共感できる文章を書く
3-5 文章にストーリーがある
3-6 あなたの弱みをさらけ出す
3-7 読者目線で書く
3-8 人々に役立つことを書く
4.まとめ:共感されると文章も読んでもらえる
1.「共感」とは?
「最新心理学事典」によると、共感とは
「他人の気持ちや感じ方に自分を
同調させる資質や力を意味する」
と、いうことです。
つまり、他人の感情や経験を
自分事として感じ、考えることです。
共感することによって、
「私も同じだ」という
気持ちになるのです。
2.なぜ「共感」を得る必要があるの?
人は理屈の上で「なるほど」と
納得しても、さあ、行動に移せるか
といったらできないものですよね。
それはなぜでしょう。
答えは感情が納得していないからです。
つまり、共感していないからです。
頭でわかっていても、
納得していないのです。
健康に悪いとわかっていても
タバコを吸う人っていますよね。
人は共感しないと動かない生き物なのです。
3.共感される記事を書くには?
3-1 読者の悩みを理解する
まず、あなたの文章を読む読者が
どんな悩みを持っているかを
理解することが大切です。
それには、読者についてのリサーチを
しっかりする必要があるでしょう。
リサーチのために、下の3つの方法を
とりましょう。
①悩みを抱えている人の悩みを聞く
②「Yahoo!知恵袋」で調べてみる
③「教えて!goo」で調べてみる
リサーチすることであなたは読者の悩みを
深く理解することになります。
「in line」という単語が覚えられず
苦しんでいる子どもさんがいたとします。
子どもさんをよく知らないので、
「単語カードを作ろう」と対策を
考えていたら、子どもさんは
発達障害だということがわかりました。
カウンセラーの先生の意見に従って
「単語の意味を子どもさんの知っている
何かを例にとって、それと関連付けて覚えさせる」
という対策が取られるようになります。
子どもさんが遊んでいる、インラインスケートの
靴の輪の部分を思い出してもらいます。
「靴の輪は一列に並んでいるよね。
インラインスケートの「in line」だよ」
これで子どもさんは「in line」の意味を
理解するでしょう。
子どもさんを知ることで単語学習の対策が
立てられたように、読者が何を
悩んでいるのかを知ることは大切なのです。
3-2 小学5年生にわかる文章で書く
読者にはさまざまな人がいます。
いろいろな知識を持っている人、
経験が豊富な人もいるでしょう。
しかし、そのことについてあまり
詳しくない人もいます。
それゆえ、文章は小学5年生が読んでも
分かるように書きましょう。
そして借り物でなくあなたの言葉で
書くことです。
3-3 読者が具体的に想像しやすいように書く
文章はまず、抽象的なことを書き、
次に具体的に書かなければなりません。
また、読者が具体的に想像しやすいように
書くことも大切です。
例えば「リンゴについて説明してください」
と言われたのと「リンゴの色は
何色ですか」と尋ねられたのでは
どちらの質問が答えやすいでしょう。
当然「リンゴの色は何色ですか」という
質問が答えやすいですね。
読者が具体的に想像しやすいように
書いてあげることが大切です。
抽象的な文章ばかり書いていたら
「意味わかんない・・」と、
読者は読もうとしなくなります。
3-4 あなた自身が共感できる文章を書く
誰かに共感してもらうためには
あなたらしさを表すことが大切です。
自分自身が共感できない文章を無理に
書いても、誰かの胸に響く文章を
書くことはできません。
自分が「そうだそうだ」と納得し、
共感できる文章を書くことが大事です。
私のライティングの先生は人を共感させる
文章を書くには、自分の弱みを
さらけ出すことだと言います。
以前、先生の文章を読み、先生が
自分の弱みを書いていたことに
気持ちを動かされました。
先生の文章に人間らしさを感じ、
共感するものがあったからです。
3-5 文章にストーリーがある
文章にはストーリー性がなければ
なりません。
ただ事実だけを淡々と描いている文章は、
理屈では納得できても心に刺さりません。
辞書のように事実だけを書いている文章より、
お話があって「誰がどうしてどうなった」が
わかる文章のほうが興味をひかれませんか。
文章には、ストーリー性があって
5W1Hがわかる方がなじみやすく、
共感されやすいです。
「文章のストーリー性」については、
また、別にお話しします。
下のリンクから入ってお読みください。
3-6 あなたの弱みをさらけ出す
書き手が自分自身の弱みをさらけ出している
文章の方が、読者にとっては共感しやすく
親近感を覚えられるでしょう。
人間の汚い面や恥ずかしいことも、
できる範囲で包み隠さず書くことで、
読者はあなたに親近感を覚え共感します。
「この人もすごく負けず嫌いなんだな。
私と一緒だな。人間らしいな」
などと共感してもらえるでしょう。
あなたの感情を文章に入れることは、
共感を得るためには大切です。
3-7 読者目線で書く
読者目線を忘れないで書くことは
大切です。
3-4では、あなた自身が読んで
共感できる文章を書くことが
大切だとお伝えしました。
しかし、一方では読者の気持ちから
離れた文章は書かないようにしましょう。
読者からかけ離れた、自分の思いだけが
先走った文章は避けたほうがいいです。
でなければ、読者は興味を持てなくなり、
読むのをやめてしまいます。
しわで悩んでいる人に、悩んでいない人が
「美容液A」をすすめても、しわを実際に
消した人が「美容液B」をすすめたら
どうなるでしょう。
きっと、悩んでいる人は、しわを実際に
消した人のすすめる「美容液B」を
選びますよね。
3-8 人々に役立つことを書く
最後に、読者が読んで得になることなど、
広く人々の役に立つことを
書くといいでしょう。
人の役に立てば、
「この文章読んでよかったな。
これを実生活に生かしたいな」
と思います。
そして
「ここに書いてあるとおりだな。
いいこと読んだな」
と共感されます。
例えば、そばかすに悩んでいる人がいて、
そばかすを取る方法を教えてあげたら
喜んでくれますよね。
読者に何をしてあげたら役立つのか、
見極めないといけません。
4.まとめ:共感されると文章も読んでもらえる
今まで述べてきたように人は頭で納得しても
心で共感しないと動き出さない生き物です。
ですから、読者に共感してもらえる文章を
書くことがとても重要です。
・共感とは何か?
・なぜ共感される必要があるのか?
・共感される文章を書くときに
気を付けること8選
についてお伝えしてきました。
あなたが文章を書くのにお役に
立てたらうれしいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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