「ダイレクトレスポンスマーケティング?
それって何?」
あなたはそう思いませんでしたか?
私も最初は分かりませんでした。
ダイレクトレスポンスマーケティングとは、
英語で"Direct Response Marketing"
と書きます。
省略して"DRM"とも言われます。
アメリカで誕生して、1990年代に
日本でも普及し始めました。
今日はダイレクトレスポンスマーケティング
についてお話しします。
コピーライターをやる上で、ダイレクト
レスポンスマーケティングを
知っておくと、あなたのビジネスライフで
絶対にお役に立ちます。
これから、ネットビジネスに活かそうと
いう方なら知っておくべきです。
さあ、少し情報を仕入れましょう!
1.ダイレクトレスポンスマーケティングとは
ダイレクトレスポンスマーケティングとは、
宣伝に対して問い合わせなどの反応
(レスポンス)のあった見込み客に、直接
(ダイレクトに)商品を販売する方法です。
小売店を通さずに、メーカーが直接
見込み客に販売するのです。
例えば、テレビCMを見て商品のことを
問い合わせしてきたり、資料を請求して
きたりする、商品を買ってくれそうな
人がいませんか。
問い合わせや資料請求してくる
見込み客に対して直接働きかけを
するのです。
飛び込み営業とか、不特定多数の人に
CMで訴えかける方法とは違っています。
テレビショッピングなどで
よく見るでしょう。
「資料請求はこちら」とかですね。
2.ダイレクトレスポンスマーケティングの仕組み
ダイレクトレスポンスマーケティングの
仕組みを3つに分けてみました。
・集客
・教育
・販売
の3つです。
それぞれご説明しましょう。
2-1 集客
まず、見込み客が欲しいもの(情報など)を
提供する対価として、見込み客の
情報を集めます。
例えば見込み客のメールアドレスなどを
集めるのです。
資料提供、セミナーの開催、クーポンの
配布などの手段で見込み客の情報を集め、
見込み客のリストを作成します。
見込み客数が多いほど販売数アップに
つながるので「集客」はとても大切です。
2-2 教育
次に、見込み客の「教育」を行います。
「教育」というのは、見込み客との
信頼関係を作り上げるために
行うものです。
見込み客に必要な情報を上げて、
見込み客の購買意欲を高めます。
メルマガなどで必要な情報を発信したり、
SNSの投稿、DMなどで見込み客と
継続的な関係を作ったりします。
ここで、自分の商品やサービスを
利用したいと思ってもらえるように
することが必要です。
2-3 販売
集客・教育ができたら最後が販売です。
この段階では、見込み客には商品や
サービスについての情報が届いているし、
お互いの信頼関係もできているでしょう。
そこで、自分の商品やサービスを
買っていただきます。
見込み客に必要なことを理解したうえで、
期間限定の特典をつけたり、分割払いにしたり、
クーリングオフの保証をつけたりすると
いいですね。
見込み客にとって満足な状態になるよう、
取り計らいましょう。
3.ダイレクトレスポンスマーケティングのメリット・デメリット
では、ダイレクトレスポンスマーケティング
のメリットとデメリットについて
お話ししましょう。
3-1 インターネットと相性が良い
ダイレクトレスポンスマーケティングは
インターネットとの相性が良いです。
インターネットであれば、時間にも
場所にも関係なく、遠方であろうと
夜中であろうとやり取りをすることが
できます。
ダイレクトに(直接)、国境にも時間にも
関係なく、レスポンス(反応)を確かめる
ことができます。
例えば、ツールを使うことで、
下のようなものを確かめることもできます。
・メルマガの登録率
・LPへのアクセス数
・商品やサービスの成約率
上の3つを確認することで、短い時間で
効果が出しやすく、マーケティングの
やり方を修正することができるでしょう。
3-2 購買してくれそうな見込み客をリストにできる
ダイレクトレスポンスマーケティングは、
買ってくれそうな見込み客をリストに
できるため、成約率が高くなります。
3-3 低予算で始められる
ダイレクトレスポンスマーケティングは、
新聞広告やテレビCMなどの多額な宣伝費
が必要ないため、低予算で始めることが
できます。
インターネットのWeb広告やSNSの
利用によって、見込み客だけに低料金で
情報を発信できるのです。
営業活動も見込み客のレスポンス(反応)
を見てから始めることができます。
3-4 成約までの期間が長期にわたる
ダイレクトレスポンスマーケティングは、
「教育」という作業をしなければ
ならないため、成約までに時間が
かかります。
「今月の売り上げをアップしたい」と
いうような、短期で結果が必要な場合には
不向きです。
4.まとめ 個人事業種には向いています!
ダイレクトレスポンスマーケティングは、
低予算でインターネットを利用することが
できるため、個人事業主や中小企業の
経営者に向いていると言えるでしょう。
一方的に不特定多数に売り込む方法では
なく、レスポンス(反応)のあった
見込み客に対して販売を行うので、
成約率が高くなります。
少ない費用で効果を出せるため、
多くの経済力を必要としません。
個人事業を始めたい方には良いですね!
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